ひろゆきさんの「これからを生きるための無敵の お金の話」という本を読みました。
内容を忘れないように、僕が気になったところを簡単にまとめておこうと思います。
気になったところ
お金で買えるものでは、大して人生は変わらない
お金でできることは、世の中の値段が付いているものが買えるだけで、値段のついていないものは買うことはできません。
値段がついているものだけが買える。
お金でできることってそれだけなんです。
これからを生きるための無敵の お金の話 P68~
当たり前のことなのですが、意味が深い。僕は20代の頃からコツコツ投資をして、現在資産が4,000万ほどあります。いくらお金をたくさん持っていても、急に仕事ができるようになるわけでもないし、親友が増えるわけでもありません。結局のところ、お金がたくさんあっても根本的なことまでは変わらないよってことでしょう。
幸せって、お金の多いか少ないかはあまり関係なく、主観的な問題の方が大きい。貯金がなくても、毎日ゲラゲラ笑って人生楽しく生きてる人もたくさんいますからね。
楽しい人生よりも、不安のない人生が幸せ?
お金があれば幸せになれるわけではないが、少なくとも不幸の多くは避けられる。人間の構造上、楽しいことや面白いものには飽きがくるようになっているので、
「楽しい」の最大化を目指すよりも、不安や不幸をどれだけ減らすかという方向で考えた方が、たぶん人間としては比較的幸せでいられるんじゃないかと思います。
これからを生きるための無敵の お金の話 P146
お金持ちになって失うもの
お金はないよりあった方がいいと思いますが、ただ、そのお金を得るために何を失うのか?というところまでちゃんと考えているかどうか。
好きでもない仕事でお金を増やし続けても、健康を害してしまうぐらいならやめた方がいいのでは?そこまでしてお金にこだわらないほうが楽しく暮らせると思います。とひろゆきさんはおっしゃっています。
これも同感ですね。僕も仕事で指がバネ指(腱鞘炎)になってしまったのですが、「そこまでして俺はここで働き続ける必要があるのか?」と、急に仕事に対する気持ちが冷めてしまったことがあります。健康は何よりも大事。
お金がないと休日が過ごせないバカ
趣味がない人にとっての休日の時間は、日ごろのストレスを解消するための時間で、「買い物でも行こう」とか、「カラオケにでも行くか」と、時間を埋めるためにお金を使ってしまう。
楽しむことに常にお金がかかる人というのは、休日がある限り、お金をずっと払い続ける人生なわけです。
これからを生きるための無敵の お金の話 P128
消費をするだけの人は、一生幸せになれない。なぜなら、幸せを感じ続けるために、ずっとお金を使い続ける必要があり、ずっと労働をし続けなければならないから。
- 仕事でお金を稼ぐ
- 仕事でストレスが溜まる
- ストレス発散のためにお金を使う
- お金が無くなる
- また仕事でお金を稼ぐ・・・(以下ループ)
働くことが好きな人なら問題ありませんが、ストレスフルな労働から解放されたいのであれば、この悪循環からは永遠に逃れられない。
フランス人は労働が嫌い?

フランスは年間に5週間の長期休暇(バカンス)を取る習慣があり、冗談交じりで、夏のバカンスのために生きているというそうです。
※1度に5週間休むわけではなく、分割して夏に2~3週間の休みを取るって感じ。
参考サイト:「有給休暇5週間」が伝統。フランス人たちのバカンスの過ごし方を参考にしてみる
「休んでダラダラするのが僕らの人生なので、それを維持するためにお金が必要だから、仕方なく働いています」って感じです。
これからを生きるための無敵の お金の話 P133
キリスト教の価値観で、「労働は罪を償うために行うもの」という考え方があるので、こういったスタンスなのかもしれません。
また、フランス人は、いかに働かないで済むような状態になるか?ということに主眼を置いている人が多いそうです。20歳から働き始めて、平均55歳ぐらいで仕事を引退してしまう。年休が支給される65歳までは働いたお金で過ごすって感じ。

単純作業は手を抜こう
会社の歯車として、自分の時間を切り売りするような仕事を、死ぬほど働いて頑張ってもあまり意味がない。
その人は3年後もその時給分の給料を手にれるだけで、
社会的な評価は一切変わらないわけですから。
これからを生きるための無敵の お金の話 P219
どんなに頑張ったとしても、働いた時間の給料がもらえるだけ。そこは無理してまで頑張る必要はなく、サボれるならどんどんサボっていい。
まとめ
ひろゆきさんの考え方って、物事の本質を捉えている感じがするので結構好きです。気が楽になります。
最近、ひろゆきさんのYOUTUBEの切り抜き動画がめちゃくちゃ流行ってますが、それだけ共感する人が多いということでしょう。
