【読書】もうモノは必要ない 佐々木典士

ぼくたちに、もうモノは必要ない。という本を読みました。

ミニマリストというモノが極限に少ない暮らしをしている方の本で、世界23ヵ国語に翻訳されているほどのベストセラー。

この本を読むのはこれで2回目なので、本当に気になった点だけを簡単にまとめておきます。

ミニマリストとは?

単純にモノが究極に少ない暮らしをしている人(=最小限主義者)をミニマリストというのではなく、

自分が本当に「大事なもの」が何かわかっていて、それ以外を減らす人

のことを言う。

 

  • 「大事なもの」を大切にする(守る)ために、大事ではないモノを手放す。
  • 「大事なもの」に集中するために、それ以外のことを減らす。

 

ミニマリズムは、モノを減らすことが「目的」ではなく、大事なものに力を注ぐための「手段」である。ここを履き違えないようにしましょう。

モノを手放すことは「失う」ことではなく「得る」こと

多くの人はモノを手放すことに抵抗を覚える。

「モノをたくさん持つことは悪いことじゃない」

「せっかく買ったのに勿体ない」

「何かあったときに使えるじゃん

しかし、モノを手放すことで得られるものは想像以上に多い。

時間が生まれる

モノが少ないと、ダラダラする時間が減る、買い物の時間が減る、掃除の時間が減る、物を探す時間が減る、迷う時間が減る、広告を見る時間が減る

モノを減らすことで時間が生まれ、その時間を「大事なもの」のために使える。

お金が貯まる

  • モノが少ないので、広い部屋が必要なくなる。
  • モノを買うときに、真剣に吟味するので無駄遣いがなくなる。
  • すでに持っているモノに満足しているので、物欲が薄くなる。
  • ストレスが少ないので、ストレス発散のための食費や浪費がなくなる。
  • 人の目線が気にならなくなり、見栄による出費が減る。
  • 仕事にミニマリズム(無駄を無くしてコストダウン)を応用すれば、報酬が上がる。

身軽で行動的になれる

失うものが少ないから身軽で行動的になれる。リスクをとれる。鳥がいつでも空を自由に飛べるのは、巣にモノを溜め込んでいないから。僕も30代で正社員を退職し、大手工場の非正規社員になりました。

モノと違って、行動で得られた経験は失うことはない。誰にも奪うこともできない。

その他のメリット

集中力が高まる、自己に徹することができる、健康になる、脳(メモリ)に余白ができる、精神的に余裕が生まれる

まとめ

僕もモノは比較的少ない方ですが、ちょっと気を抜くとすぐにモノが増えてしまいます。特に、書類関係(仕事の印刷物や冊子、ノートなど)と衣類ですね。定期的に身の回りのモノを整理して、メルカリで出品するようにしています。

少ないモノですっきり暮らせるよう、これからも意識していきたいです。

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