【読書】所有はリスク

最近、再びミニマムライフに注目しており、そんな中、堀江貴文さんの「捨て本」という本を読みました。

堀江貴文さんはあまりモノを持たいない人で、家、車、高級スーツ、腕時計、貴金属、有名アートなど、多くの金持ちが求めるモノを何一つ所有したくないそうです。その考え方や価値観はどんなものなのでしょうか?

僕が印象に残った点を備忘録としてブログにまとめておきます。

ビビっと来た文章

どれだけ高いモノを持つかよりも、どんな価値観を持つか

「所有」という概念はだんだんと溶けていき、やがては遺物になっていく。シェアリングエコノミーは、若い世代から順番に、ライフスタイル、ひいては社会の常識を、変えていこうとしている。

価値の高いモノを「どれだけ持つか」よりも、「どんな価値観を持つべきなのか」が、真剣に問われる時代になっていく。

モノに縛られ続けるか、モノを飛び越して好きなように働いて暮らすのか、選ぶのはあなた自身だ。

堀江貴文「捨て本」 P15~16

若い方を中心に、買わない、持たない、借りる、シェアするといった価値観は広がっているように思います。現に、20代のミニマリストのブログやYOUTUBEが、以前よりもかなり増えました。所有するという価値観は、今後どんどん薄まっていくでしょう。

所有はリスク

所有はリスク。失うことへの不安、管理の手間、執着心と、いくつものネガティブ要素を運んでくる。

持ち運びに難儀したり、持っているだけで出費を強要されたり、何らかの制限が付随してくるようなモノは、リスクでしかない。

対処策は、ためらわず捨てること。喜びはモノを所有しなくても満たせる。いったん所有欲に縛られると、「あれが欲しい」、「これを手に入れたい」と所有物のために働くようになり、本当に自分がやりたいことに集中できなくる。所有欲が価値を判断する基準となってしまうので、自分が持っていないモノを持つ人を妬んだり、持っているモノを失うことを恐れたりと、心が休まらなくなる。

堀江貴文「捨て本」 P30~31

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA