
アメリカ・ラスベガスに旅行に行き、グランドサークルツアーに参加してきました。日数は4泊6日になります。「アメリカ旅行は行ってみたいけど、今は円安だし、めっちゃ高いんでしょ?」ってことで、お金の話です。
東日本大震災が起きた2011年は、1ドル=80円の円高だったのですが、今や1ドル=145円の円安です。いったいいくらの費用がかかったのか?
アメリカ旅行(4泊6日)にかかった費用
総費用
いきなり結論から言うと、アメリカ4泊6日の旅費は
一人当たり 約40万円
となりました。全体の支出をグラフにまとめてみました。

もっとも費用がかかったのは航空券で、次にグランドサークルのツアー料金と宿泊費(リゾートフィー含む)になりました。この3つで全体の87%も占めています。
※リゾートフィーとは、ラスベガスのホテルでは宿泊費とは別に施設利用料が1泊1室でかかります。
それでは各項目の費用の詳細を見てみましょう。
項目別の費用の詳細
1位 航空券(一人当たり) 15万円

グーグルフライトでいろいろな条件で検索し、もっとも条件のよかったエアカナダにしました。チケットは旅行サイトではなく、エアカナダのサイトから直接購入。乗り継ぎは2回で国内移動はANAになります。ANAの航空券もエアカナダのサイトでセットで購入できました。
- 中部国際空港(愛知)
- 成田(千葉)
- カナダ・バンクーバー
- アメリカ・ラスベガス(ネバダ州)
本当は関空→バンクーバー→ラスベガスの乗り継ぎ1回で行く予定だったのですが、いざチケットを購入しようとしたらかなり値上がっており、ルートを変更しました。飛行機は席が埋まってくると、料金が上がる傾向があります。半年以上前から価格のチェックはしておいた方がいいです。
また、2回乗り継ぎは行きはまだいいのですが、帰りが本当にダルいです。できれば乗り継ぎ1回がいいですね。
2位 ツアー料金 約12万円(一人)
ネバダ観光サービスという旅行会社で申し込みました(キャンペーンセール時に)。いろいろツアーにも種類があって、「ビューホテル確約★1泊2日VIPツアー12ヶ所巡り 混載」というものにしました。この料金には「The View Hotel」の宿泊費(1泊分)も含まれています。他のツアー会社と料金比較はしていないので、探せばもっと安いツアーもあるかもしれません。
また、グランドキャニオンやモニュメントバレーを見るには車での移動が必須なので、個人で行くにはレンタカーやバスでの移動となり、難易度が高いと思います。
参考:ネバダ観光サービス
3位 宿泊費(3日分) 約7万9千円
ラスベガスでのホテルの宿泊費3日分です。先ほど説明しましたが、ラスベガスのホテルは宿泊費とは別に、リゾートフィーという施設利用料の支払いがあります。宿泊費を割安に見せさせる狙いでしょうね。1室あたりなので、これは夫婦や友人と割り勘できます。また、宿泊費は土日はかなり高いです。高いホテルは平日に宿泊した方がお得ですね。

- 宿泊費:16,111円(一人)
- リゾートフィー:1室あたり8,516円($56.63)
合計 24,627円(1泊)
費用は抑えたいけど、ラスベガスを代表するようなホテルにも宿泊したい。選んだのは「コスモポリタン」というホテル。このホテルは部屋にテラスが付いており、眺めがラスベガスの中でもトップクラス。
- 宿泊費:18,038円×2泊=36,076円(一人)
- リゾートフィー:1泊1室あたり9,372円($62.36)×2泊=18,744円
合計 52,820円(2泊)
飲食費 約1万6千円
ファストフードとスーパーの利用で、思ったほど飲食費はかかりませんでした。また、日本から2リットルと500mlのお茶を持参しました。これは節約にもなるし、やっぱり慣れたお茶での水分補給は安心感が違います。ちなみに、アメリカのスーパーではお茶は売っていませんでした。
交通費 約1万1千円
空港-ホテル間の移動でウーバータクシーを利用しました。これは一人の料金ではなく、車1台当たりの料金です。
- 往路:$25.94+チップ$6
- 復路:$33.94+チップ$7(早朝4時出発だったので、乗車予約しました)
その他 2万8千円
- カナダ:eTA(電子渡航認証)の申請費用 $7(一人)
- アメリカ:ESTA(電子渡航認証)の申請費用 $21(一人)
- 中部国際空港周辺の駐車代:5,940円(一台)
まとめ
この円安の時代の中でも約40万あれば、日本とはレベチのアメリカのリゾート地、ラスベガスに宿泊でき、グランドサークルツアーに参加して、ありのままの地球の姿を見ることができます。
100万円ではありません。40万です。
これを安いと思うか、高いと思うかは個人の感覚の違いだと思いますが、一生の思い出を40万で作ることができるなら自分は妥当な価格だと思います。さすがに100万円と言われたら躊躇しますが、40万なら20代でも行けるし、なんなら学生でも行けるレベル。
知り合いに旅費の話をしたら、「意外とそんなもんで行けるんだ!行ってみたい!」ととても興味を持ってくれました。このブログがアメリカ旅行のきっかけになれば幸いです。
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