パリの美術館巡り(ルーヴル・オルセー・オランジュリー)

フランス新婚旅行2日目。1日目はフランス・パリ到着編でしたが、今日、明日でパリをアクセル全開で観光します。2日目の予定は、美術館巡りと世界遺産のサントシャペル教会です。

6時起床 早朝から活動開始

朝7時半にチェックアウト

ずっと気にしていた天気。今日の午前中は小雨です。


ホテルの窓からの眺め。

チェックアウトのため、荷物をまとめて受付ロビーに行くも、誰もスタッフがいません。料金は事前に支払い済みなので、鍵を受付ロビーに置いて出て行ってしまおうかと思いました。周囲を見渡すと地下に降りる階段があり、もしやと思って降りてみるとそこは朝食会場でした。そこにスタッフが朝食の準備をしていました。無事にチェックアウト完了です。

次のホテルでトラブル発生

まずは次のホテルにスーツケースを預けに行きます。チェックイン前でもほとんどのホテルは荷物を預かってくれます。


徒歩10分くらいでル・リットルホテル(Hotel Le Littré)に到着。

受付はアジア系の女性スタッフでしたが、もちろん日本語は通じません。「Could you keep our bags before check in?」とお願いすると、もちろんオッケーで、部屋を無料でアップグレードしてくれるとのこと。喜んでいると、何やらスタッフが英語で説明してきます。しかし、全然内容が理解できません。嫁と二人でアタフタしていると、スタッフはパソコンで何か調べ、紙に日本語で「デポジット」と書いてくれました。

僕はそもそもデポジットの意味がわからなかったのですが、嫁が理解しました。デポジットは保証金、預り金のことで、事前にお金を支払い、チェックアウト後にお金が返ってくる仕組みのようです。荷物を預かる代わり?チェックイン前だから?理由はわかりませんが、クレジットカードを提示して無事に荷物を預けることができました。

スーツケースは中東系の男性スタッフが運んでくれたのですが、「どこから来たのですか?」と英語で聞かれ、「日本だよ」と答えると、「おお~日本から!私はスリランカです」みたいなやり取りがあって楽しかったです。この二人のスタッフに日本から持ってきた抹茶菓子をあげたら喜んでくれました。

カフェ・ド・フロールで朝食

まずは朝食を食べに、パリの老舗カフェ、カフェ・ド・フロール(Café de Flore)に徒歩で向かいます。カフェは朝7:30から営業しています。


カフェ・ド・フロールに到着。


人気のホットチョコレート(11.5€)とクロワッサン(3.5€)を注文しました。この二つで2,500円です。日本人の感覚だと高いですが、量も多くて美味しいし、何よりこのカフェの歴史を感じることができるので、値段相応の価値はあります。ちなみに、朝8時でテラス席はほぼ満席でした。

9時 ルーヴル美術館へ

朝食後は歩いて、ルーヴル美術館へ行きます。朝9時に予約してあります。


セーヌ川を渡ります。写真に見えるのはポンヌフ橋でパリで最も古い橋なんだそうです。


ルーヴル美術館に到着。今まで何度もテレビや映画で見た景色を目の前にして、マジで鳥肌が立ちました。朝9時15分でこの行列です。事前に調べていた別の入口(地下)から入ります。


映画「ダ・ヴィンチ・コード」で登場した逆ピラミッド。聖地巡りみたいで楽しい。こちらにある入口からルーヴル美術館に入りました。

ルーヴル美術館にある有名な作品


サモトラケのニケ・・・紀元前190年頃(日本は弥生時代)に製作と推定。勝利の女神ニケが空から船に降り立った様子で、頭と両腕は見つかっていません。あのスポーツメーカー「NIKE」の名前の由来はここからなんです。ロゴもこの像をモチーフにしたとか。ルーヴル美術館で一番好きな作品です。美しい。


そして、ルーヴル美術館と言えば、世界で最も有名な絵画、天才レオナル・ド・ダヴィンチが描いた「モナリザ」があります。この絵を一目見るために、世界中から人が集まります。


鳥肌が立ちました。ここはApollo Gallery(アポロン・ギャラリー)と言われる部屋です。凄すぎる。


ミロのヴィーナス。こちらもすごい人が集まっていました。

僕が見たかった作品、ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」が他の美術館に出張中で見ることができませんでした。これは本当に残念。ルーヴル美術館の滞在時間は約2時間半で、めっちゃ歩いて体力消耗しました。

12時 オルセー美術館へ

ルーヴル美術館の次はオルセー美術館に行きました。予約はしていませんでしたが、20分ぐらい並んで入場。この美術館もめちゃ有名で、ルノワールやゴッホ、モネ、ミレーなど、一度は耳にしたことがある有名な画家の作品が展示されています。


オルセー美術館。時計が印象的。あの時計の裏は・・・


こんな感じになっています。写真スポットですごい人が集まっています。


オルセー美術館の中。こちらにも大きな時計が。装飾がレベチ。


ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」。中学の美術のテストで暗記したので今でも覚えています。あの頃から20年ぶりの再会って感じで、感動しましたwww


こちらはゴッホの「ローヌ川の星月夜(ほしづきよ)」。めっちゃ有名な作品ですよね。


「睡蓮」で有名なモネの「日傘をさす女」。日傘さす女は全部で3枚の絵があるのですが、この2枚の絵は女性の顔がぼかされています。実はこの女性はモネの妻で、亡くなってしまったのです。だから、はっきりと描けなかった。そんな悲しい背景があります。

見たものをリアルに忠実に描くのではなく、瞬間的な光や色の美しさを印象で描く「印象派」と呼ばれる絵画スタイル。特にモネは印象派で有名。

16時 サント・シャペル教会

その後、昼食を食べ、嫁がフランスで最も行きたい場所の「サント・シャペル教会」へ向かいます。16時に予約してあります。


昼食は「La Frégate」という店で、食べ慣れたものを。量はかなり多いですが、美味しいです。

サントシャペルの受付の男性が「日本の方ですか~?」と日本語で話しかけてくれてすごい嬉しかったです。思わず日本語で「日本語、上手ですね!!」と言ってしまいました。にしても、同じアジアの中国や韓国人との違いが見た目でわかるのかな?


サントシャペル教会。この教会は中がヤバいんです。


何これ!?本当パリやばい。


ゴープロの広角レンズだと、臨場感が伝わるでしょうか?

その他・・・ダイジェスト

サントシャペル教会の後、オランジュリー美術館に行き、その後、世界一豪華なスタバ(嫁のリクエスト)に行きました。そして、ルーヴル美術館の夜景を見て、バスで戻り、夕食を食べてホテルに帰宅。


オランジュリー美術館:この部屋はぐるりと一周、特大サイズのモネの睡蓮の絵が飾ってあります。


スターバックス オペラ店に入店。


豪華絢爛な店内、パリレベチ。ちなみに、誰一人として店内の写真を撮る人はおらずwww


スタバから出ると、辺りはもう暗くなっていました。明日行く予定のオペラ・ガルニエ(外観工事中)。


右の建物は5つ星のホテル デュ ルーブル(Hotel du Louvre)だそうです。今調べました。


ルーヴル美術館は夜も観光客で賑わっていました。この日の歩数は3万8,497歩。距離にして約30km。さすがに足が限界で、明日から利用するバスの乗り方の練習もかねて、ここからバスで帰宅しました。


ホテルにチェックイン。ル・リットルホテル(Hotel Le Littré)です。なんとベッドメイキングが・・・。白鳥でしょうか?感動しました。


ホテルのテラスからの眺め。いつでもエッフェル塔が眺められるのは、本当に贅沢。値段は高い(1人2泊で58,207円)ですが、一生の思い出です。

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