【賃上げ後】給料はいくら増えたのか?

4月度の給料が支給されました。今月から新給与が適用されます。 岸田政権は、物価上昇を上回る賃上げを目標に掲げており、大手企業を中心に多くの企業が賃上げを発表していますが、自分は一体いくら増えたのか確認します。

※4/30 給与計算が間違っていました。訂正しました。

中途入社・大手工場 現場勤務(30代後半)の給料明細

まずは、過去の給料明細と比較してみます。

先々月 4月度
基本給 230,890円 231,580円
深夜勤務手当 10,550円(24h) 13,180円(30h)
交代勤務手当 23,840円 31,100円
残業手当 3,810円(2時間) 630円(20分)
総支給額 269,090円 276,490円
雇用保険 1,345円 1,658円
健康保険 8,400円 8,400円
年金保険 25,600円 25,620円
所得税 6,020円 6,220円
住民税 16,400円 16,400円
労働組合 4,066円 4,066円
控除合計 61,851円 62,364円
差引支給額 207,239円 214,126円

手取りはほとんど変化なし。残業や夜勤の日数等による誤差です。

基本給の比較

わかりにくいので、基本給だけで比較してみます。

先々月の基本給は230,890円で、4月の基本給は231,580円(+690円)でした。

基本給は690円しか増えていません。なんで?

基本給の中身を調べてみると、3つの項目に分類されていることがわかりました。

先々月 4月度
①職能給 55,890円 61,580円(+5,690円)
②技能発揮給 75,000円 70,000円(-5,000円)
③基礎給 100,000円 100,000円
基本給(①+②+③) 230,890円 231,580円(+690円)
  1. 職能給・・・勤続年数の長さや保有資格によって決まる。
  2. 技能発揮給・・・毎月、上司が「規律性」「協調性」「積極性」「責任性」の4項目で評価し、6段階の考課点をつける。全て最低で6万円、標準が7万、最高評価が8.5万円になる。
  3. 基礎給・・・調べてもよくわかりませんでした。

技能発揮給を無視すると、定期昇給は5,690円(昇給率は2.5%)ということになります。

日給で計算すると、1日約280円給料が増えることになりますね。

パト
技能発揮給なんて、今までそんな給与制度があったなんて知りませんでした・・・

まとめ

円安による物価上昇で、多くの企業が賃上げをすると話題となりましたが、大手工場勤務の昇給額は5,690円(+2.5%)という結果になりました。

ニュース等では5~7%の賃上げを実施するという企業が多く発表されていたので、正直に言うと、5%程度を期待していました。

参考記事:2023年春闘賃上げ動向まとめ | 最大40%アップの企業も。若手や高度人材への昇給が目立つ

今後の方針としては、

  • 上司からの評価も意識して働く。
  • 会社の給与システムなど、重要な情報はしっかり把握する。
  • 会社の福利厚生は徹底的に利用する。
  • 会社の給料はあてにせず、自分の力でお金を稼ぐ・増やすことを意識する。

今まで通り、自分の身を守るために、節約や貯蓄に意識を向けつつ、無駄遣いしないようにお金を大切にします。

以上、大手工場に中途入社して3年目の給料の紹介でした。

3 件のコメント

  • 上司の気持ちを汲み取ったことはありますか?あなたの上司はあなたの仕事の姿勢を充分見ていると思います 文句ばかり言わずにもっと仕事に対して前向きになった方がいいと思います 

  • 世知辛いですね~。
    報道では大手製造業でも賃上げに関しては満額回答続出みたいな
    話を聞くだけに・・・。

  • 賃上げのニュースをよく耳にしていたので、安易に期待し過ぎていました。
    修行期間だと思って耐えるしかないのですが、仕事もハードで、本当にザ・底辺労働者って感じで、惨めな気持ちになるのが本音です。

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