「諦める力」という本を読んだ

元陸上競技選手・為末大さんの「諦める力 勝てないのは努力が足りないからじゃない」という本を読みました。

PATO
「諦める」という言葉の語源は「明らめる」。心理や道理を明らかにしてよく見極めるという意味なんだって。

人によっては人生を大きく変えてしまうような本だと思います。できれば20代、もっと言えば、10代のときに読みたかった。僕もこの先、「正社員を諦める」、「結婚を諦める」、「仕事を諦める」という人生の選択をする時がくるかもしれませんw

諦めたくないから諦めた

為末さんは、100メートルという花形種目から身を引き、400メートルハードルというマイナーな種目に転向しました。当時は、強い葛藤に見舞われ、「割り切った」、「諦めた」、「逃げた」というネガティブな感覚を持ち続けたようです。

  • 「100メートルを諦めたのは、勝ちたかったからだ」
  • 「勝つことに執着していたから、勝てないと思った100メートルを諦めた」
  • 「勝つことを諦めたくないから、勝てる見込みのない100メートルを諦めて、400メートルハードルという勝てるフィールドに変えた」

「勝つことを諦めたくない」

そう、僕は「Aがやりたいから、Bを諦めるという選択」をしたに過ぎない。

今の僕にとって、何かを「やめる」ことは、「選ぶ」こと、「決める」ことに近い。

もっと若いころは、「やめる」ことは、「諦める」こと、「逃げる」ことだった。

目的を達成するためなら、手段を変えてもいい

多くの人は、手段を諦めることが諦めだと思っている。だが、目的さえ諦めなければ、手段は変えてもいいのではないだろうか。

勝てる場所で戦え

人間には変えられないことのほうが多い。だからそこ、変えられないままでも戦えるフィールドを探すことが重要なのだ。

ダメなものはダメ、無理なものは無理。そう認めたうえで、自分の強い部分をどのように生かして勝つかということを見極める。

極端なことを言えば、勝ちたいから努力するよりも、さしたる努力をすることなく勝ってしまうフィールドを探す方が、間違いなく勝率は上がる。

ビートたけし(北野武)の話

北野武さんが、あるインタビューでこんな話をしていた。子どものころ、武さんが何かになりたいと言ったとき、武さんのお母さんがこう言った。

「バカヤロー。おまえがなれるわけないだろ!」

武さんは、お母さんのことを「ひどいことを言う母親だろ?」とは言わず、「そういう優しい時代もあったんだよ」と言った。

諦める力 勝てないのは努力が足りないからじゃない [ 為末大 ]

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