「ミスしない」って人ほどミスをする

以下の本を読みました。

今まで読んだミスや失敗に関する本の中で一番よかったです。仕事のミスが多くて悩んでいる方にオススメです。簡単に要点をまとめておこうと思います。

メモリーミスについて

人間のミスは大きく分けて4つある。

  1. メモリーミス・・・物忘れ
  2. アテンションミス・・・注意不足
  3. コミュニケーションミス・・・理解したつもりが勘違い、意図が伝わってなかった
  4. ジャッジメントミス・・・思い込み、判断ミス

この中でもメモリーミスについてのメモです。

記憶はまったく役に立たんと思え。「覚えた!」は錯覚

エビングハウスの忘却曲線というものを一度は目にしたことがあると思います。その実験結果によると、人間は、

  • 20分後に記憶したことの約6割しか覚えていない。
  • 1時間後には、半分以下の4割程度の記憶しか残っていない。
  • 1日経過すると、2~3割の記憶しかない。ほとんど忘れてる。

記憶は覚えた直後に、急速に(半分近く)忘れてしまう特徴がある。

記憶には短期記憶長期記憶があって、パソコンで言うと、RAMとHDDのような関係。短期記憶は7±2つ程度しか記憶ができず、あることに注意を向けて記憶しても、不意に新たな情報が入ってくると、古い情報をパッと手放してしまう。これが記憶の錯覚で、覚えたと思っていても、突然忘れてしまうのです。

仕事のミスは、

この記憶に対する「期待」と「現実」のギャップから生まれる。

覚えたという感覚は、人間が思っている以上に、頼りないものであると認識することが重要。そして、「忘れない!」ではなく、忘れる前提で物事を考える癖をつける。

どうしたら忘れないようになるのかを考えるのではなく、

どうしたら忘れっぽい自分をカバーできるか。

この発想の転換ができるかがカギです。

P31 仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方

メモリーミスの対策

  • とにかくメモれ!メモすることを叩き込め!初歩的なことだけど、メモはマジでめちゃくちゃ重要。
  • 傘は必要に迫られて使うもの。雨が止んでしまうといとも簡単に傘の存在を忘れてしまう。だから、自分のロッカーに傘をかけておく。そうすれば、帰りに気が付く。メモ以外にもこういった方法もある。外部記憶補助という。
  • 「あの資料どこいった?」をなくす方法はない。無意識に行った動作は、短期記憶にすら保管されていない。対策は、①モノを減らす ②置く場所を決める
  • 人間は、「場所」と「イメージ」の記憶が非常に得意。場所法という有名な記憶術がある。

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