資産運用で成功するには?

前回、投資で失敗する人の行動パターンという記事を書きました。

人間は、得よりも損に敏感な生き物です。相場が急落すると恐怖を感じて資産を売却してしまったり、アセットアロケーションを変更して、商品を乗り換えてしまう。逆に相場が高騰すると、高値掴みを避けたくなる。

資産運用は常に損をする可能性を抱えており、どんな局面でも不安が絶えません。このため、多くの人が感情的な取引をして失敗してしまいます。投資における失敗要因は、やはり「人間の感情」にあります。では、どうすればいいのか?

感情に左右されない「仕組み」づくりが成功のカギ

感情に左右されない投資の仕組づくりが重要となってきます。具体的には、証券会社の毎月定額買付サービスを利用することです。そうすれば、自分の相場観や感情などに左右されることなく、機械的に積立をすることができます。一度金額や買付日を設定したら、あとはもう「何もしなくてもいい」のです。

しかし、何もしなくてもいいと言われても、何かしたくなってしまうのが人間の性。それが墓穴を掘ることになります。「何もしなくてもいい」のではなく、「何もしてはいけない」の方が正解だと思います。何もできない仕組づくりがポイントだと僕は思います。

ウォーレン・バフェットの有名な名言で、「株を買ったら無人島へ行きなさい」という言葉があります。無人島へ行ってしまえば、もう一切何もできなくなります。月日が経てば、投資をしていることさえ忘れ、心配する必要すらなくなります。

バフェットの言うように強制力を利用する

投資に興味が出始めると、少しでもリターンを上げるためにあれこれしたくなる。ちょっと相場が下落しただけで、追加投資をしてみたり。相場が高騰すると、リスクの高い商品への投資を抑制してみたり。リバランスのため、資産を売却すると課税されるので、毎月の積立で補正してみたり。どんどんやることが増え、仕組みが崩れていく。どんどん投資に感情が介入するようになり、リターンが下がっていく。

軽率な行動を防ぐためには、もう強制力を利用するしかありません。そこで、僕がやってよかった方法と、検討している投資を紹介します。

個人型401Kを利用する

個人型401Kの特徴

  • 毎月投資できる上限額が決まっており、追加投資やスポット投資はできません
  • 掛金を減額するには書類手続きが必要。手続きをしても、翌月引き落としからなので、投機的に掛金を増減することは不可能www
  • 60歳までお金を引き出すことができない

僕は個人的401Kに加入しており、教科書通りの投資(毎月2万3千円だけ)を継続しています。皮肉なことですが、特定口座で運用しているアセットアロケーションよりも、個人型401kで運用しているアセットアロケーションの方がリターンがかなり高いです。結局、教科書通りに投資をした方がリターンは大きくなるってことです。

ただ、投資の目的はリターン(収益の割合)を大きくすることではありません。リターンではなく、利益(絶対額)を大きくすることです。リターンが低くても、投資元本が大きければ利益は大きくなります。だから、リターンの数値に拘ってもあまり意味はないんですけどね。

バランスファンドを利用する

バランスファンドの特徴

  • ポートフォリオの変更ができない。人間の感情を排除できる。
  • リバランスをする必要がないので、リバランスで失敗することはない。
  • 個別の資産にスポット投資をすることができません。

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